テイルズウィーバーチャプターネタバレ

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イサック・デュカステル

BonBoyage

しばらくさようなら
  レベル10達成
  (アーティファクト)クェイサー使用
聖物を割るなんて……。何てドジなんだ!
早く天使の人形を見つけなきゃ。
そういえば、あのロングソードという人、何て言ってたんだっけな?
……そうだ!自由に情報を集めてある程度のレベルになったらアーティファクト「クェイサー」を使えばいいと言ってたな……。
まず条件を達成してアーティファクトを使用すればいいんだな。

ナルビク行きの船の中

  −− 船首に船長が立ち、後ろには船員2名が控えている。
船上にはイサックの他に5名。メインマストの前では男性2人と動物が酒を酌み交わしている。 −−

Chapter0 BonBoyage

  −− 船の縁から中央へ、中央から酒盛りをする3人組の方へと移動するイサック。 −−
砂漠地帯特有の服を着た男性:嬉々
腹巻をした茶髪の男性:♪
  −− 酒盛りの席から腹巻をした男性が船縁へとふらふら歩いて行く。その男性に近寄るイサック。男性が振り返る。 −−

船上の出会い

イサックー普通

『あの、これはどこに向かう船ですか?』

アルフレッド

『へ?あんた、どこに行くかも知らずに乗ったのか?
この船はナルビクに向かう船だよ。』

イサックー笑顔

嬉々
『お!ナルビク!』

イサックー普通

『まあ、なんとなく乗ってみたんですよ。探してるものがあるんだけど、それがどこにあるかわからなくてね。ハハハ!』

アルフレッド

『え?どこにあるかもわからないのにどうやって探すんだ?』

イサックー笑顔

『まぁ〜あちこち行ってたら現れますよ!』

アルフレッド

『ハハッ!あんた、面白いな!
そうだな、ふむ……。人が多いところに行って情報を得るのが一番だな。
くだらない噂も多いが、意外な情報もたくさんあるんだよ。』

イサックー普通

『人が多いところだと……。』

アルフレッド

『それはもちろん酒場クエストショップみたいなところじゃないか?フリーマーケットもいいかもな。
ふむ、実は私の娘もクエストショップをやっているんだ。こっそり友達に会いに来てな。
今週、講座で会った友達なんだけど。フフフ。だから、娘にバレたら叱られるかもしれないんだよ。
ハハハッ!
まぁ、娘に申し訳なくて酒は少し減らしてはいるが、酒というのがそんなに簡単にやめられるものじゃないんだよ!そう思わないか?』

イサックー笑顔

嬉々
『フフ、ですね!一杯飲んで、歌でも歌えば、くぅ〜。』

イサックー普通

『ふむ、しかし、到着まではあとどのくらいですかね?』

アルフレッド

『まだまだだよ!
それはともかく、君も酒好きみたいだし、あっちで一杯どうだ?』

イサックー笑顔

親指サム
『ハハッ〜いいですね!』

  −− 酒盛りの席へと参加するイサック。 −−
動物:♪
イサック、アルフレッド、男性:嬉々
  −− 兵士と思しき白い制服を着た男性が振り返る。 −−
兵士の服装をした男性:ぐるぐるぐる

イサックー普通

(到着したらナルビクに降り立つのか。
いい人も多そうだし、一安心だ。)

−−暗転−−

旅立つ冒険者
   港の町ナルビク訪問
天使の人形をどこで探せばいいんだ……。
やっぱり人の多いところで探した方がいいな!まずナルビクへ行こう。

港の町 ナルビク

  −− 武器商店前、入り口から右にそれた場所まで歩いて来る。 −−

イサックー普通

(おじさんが言ってたところはここでいいのかな?違う気もするが……。とりあえず、歩いてみよう。)

  −− ナルビクの中心部へと歩き出す。 −−

−−暗転−−

■夜に進行したため、夜になっていると思われます。■

  −− ナルビク中央にある地域結界を見つけたイサック。 −−
イサック:?
  −− 近付きしばらくながめた後、右を向き行く先を顔だけ向け見る。 −−

−−暗転−−

  −− ナルビク南方、ヒーラーのいる付近まで来たイサック。ヒーラーの前を横切り、少し先で立ち止まる。 −−

アナイスとのすれ違い

イサックー普通

(やっぱり港だからかな?活気があって気持ちが良いところだな。)

−−暗転−−

  −− 銀行前まで来たイサック。銀行脇では少年2人が会話している。 −−
ハンチング帽の少年:嬉々

イサックー普通

(建物の位置は大体わかったな。思ったより複雑だ。
そういえば、クエストショップに行ってみろと言われたな?どこだろう……。
もう少し歩けば見つかるだろう。)

  −− 銀行前から歩き出すイサック。 −−

−−暗転−−

クエストショップへ
   クエストショップのリカスに会おう
港町だからか?活気溢れるとこだな。
これならナルビクで道に迷うことはなさそうだからもうそろそろクエストショップに行ってみるか!

クエストショップ リカス&ムート

  −− クエストショップ店主リカスの前まで歩いて来るイサック。 −−

クエストショップ

リカス

『いらっしゃい。あら?服装が面白いな!』

イサックー普通

『ハハ、はい、俺は田舎者なんで。』

リカス

『うん〜似合ってるよ!機会があれば私も着てみたいよ!
それはともかく、異邦の人がここには何の用だ?』

イサックー普通

『はい、俺は今、あるものを探してまして。
都会は初めてで情報を得るにはどこから行けばいいかわからなくて……。
船で会った人が、クエストショップに行ってみろと言ってたので来たんです。』

リカス

『探しものとは?』

イサックー普通

サンスルリアから伝わる天使の人形を探しています。』

リカス

天使の人形?ふむ……。聞いたことがあるような……。いや、確認できていない情報は提供できないんだよ。
すまないが、直接歩き回って情報を集めた方が良さそうだな。』

イサックー困惑

『あ……。やっぱり伝説なのかな……。』

−−一瞬赤転−−

イサックー困惑

  −− 出口の方を向く。 −−
?
『何の音だ?』

リカス

『ああ、気にしないで。どっかでちびっ子達が喧嘩してるか、こそ泥を捕まえたんだと思うから。』

イサックー普通

『そうですか。』

イサックー眉間皺

(小さい女の子が泣いているようだけど……。ここではもう何も得られなさそうだし、他を当たろう。)

イサックー普通

  −− リカスの方を向く。 −−
『それでは俺はこれで。』
  −− 犬の方を向く。 −−
『わんちゃん、またね!』

犬:嬉々

リカス

『ムートっていうんだ。気を付けてな、異邦の友よ!』

イサック:バイバイ
  −− クエストショップを後にするイサック。 −−

−−暗転−−

何の騒ぎだ?
  外が騒がしい原因把握
天使の人形というのはやっぱり伝説なのか……。なかなか見つからない。もう少し人に聞いて回るしかない!
……しかし、外は何でこんなに騒がしいんだ?見てみるか。

港の町 ナルビク

  −− 中央桟橋前の商店の前に人だかりが出来ている。騒動の中心に商人らしき男性と赤いリボンの少女がいる。 −−

ナルビク行商人

『この野郎、子供だから見逃すと思ったのか?あん?』

アナベルー号泣

『えええん……。耳が痛いよ。おじさん声が大きい!』

イサックー普通

(あの子か?)

ナルビク行商人

『もういい!お前の親はどこだ?
保護者と話をしてやる。早く言いなさい!』

アナベルー困惑

『アナベルは一人よ。誰もいないんだから!』

イサックー普通

(ジェニと同じくらいかな……。)

ナルビク行商人

『じゃあ、何でものを盗んだ?……!!はは〜ん、お前、常習犯だな!
あ〜そうか、お前、こそ泥の仲間だな?』

アナベルー驚き

『コソドロ?ソコドロ?何それ?アナベルわかんない。』

イサックー眉間皺

(……言いすぎだな。あのおじさん。)

ナルビク行商人

『ああ!イライラする!もう無理だ!警備隊を呼ぶ!ついて来い!』

イサックー眉間皺

『言いすぎじゃないですか?まだ子供なのに。』
  −− アナベルと行商人の間に割って入る。 −−

ナルビク行商人

『お前はなんだ?』

イサックー眉間皺

『旅人ですよ。それにしてもお前はないんじゃないかい。』

ナルビク行商人

『旅人?ほお〜服を見ると田舎もんだな。
用事がないなら消えてくれ。』

イサックー真顔

『いやだね、子供に対して言いすぎじゃないかい。』

ナルビク行商人

『お前は引っ込んでろ!……。あ〜なるほど、お前もこいつの仲間だな?』

アナベルー号泣

  −− イサックの背後に隠れる。 −−
!
『う、お兄ちゃん……。アナベル怖いよぉ。ぐす。アナベルはお兄ちゃんがお腹空いたって言ったから……。
お兄ちゃんのためだったのに……。アナベルが間違ってたの?』

イサックー汗

  −− 振り返る。 −−
『えっ?』
  −− 行商人の方を向く。 −−

ナルビク行商人

怒り赤
『なんだと?やっぱり仲間じゃないか!!
お前がこのガキに盗みをやらせたんだな?
そんな気がしてたよ!!どうしてくれるんだ?お前が払うのか?あん?』

イサックー困惑

あせあせ
『いや、そ、それが……ご、誤解……。』
(あれ?何でこんなことに……。)

ナルビク行商人

『何してんだ?早くしろよ!お金ないのか??』

イサックー困惑

汗
『……お金はない……です。』

ナルビク行商人

怒り黄
『何だと?なんてふてぶてしい泥棒だ!
ああ、血圧が上がる!どうしてくれるんだ!どうやって払うんだよ!』

イサックー困惑

『あの、差し上げたいんですが、ないんですよ。』

ナルビク行商人

怒り黄
『金がなきゃどうするんだ!監獄に行きたいのか?』

イサックー困惑

『あの……それが……。』

イサックー眉間皺

(俺は何してるんだろう。はぁ……よく見るとこの子、何もわかってないみたいだけど。)
  −− アナベルの方に振り返る。 −−

アナベル:?

イサックー普通

てれ
  −− 行商人の方を向く。 −−
(……。まだ親の下で甘えている年頃なのに……。そうだ、イサック、助けるのが人の道理だ!!)
『……働くのは同でしょうか?あなたのお店を手伝うとか。』

ナルビク行商人

『手伝う?ハ!こそ泥に店を手伝わせろってのか!』

アナベルー困惑

『お兄ちゃん……アナベル怖いよ……。』

ナステ

『おいおい、あんまり責めなさんな。優しそうに見えるし、嘘をついてるようには見えないが……。
ここに来て間もないみたいだし、大目にみてやるんだ。かわいそうだよ。』

ヒーラー

『そうよ。あんなに小さい子供とお金も持たずに旅だなんて。
なにか事情があるんですよ。』

イサック:あせあせ

ナルビク行商人

……
『……チッ!
おい!この人達のおかげだぞ!!』

イサックー普通

『……。』

ナルビク行商人

『じゃあ、早速仕事をやる。ちゃんと働けよ!
ライディア宿屋、香草の香りに行ってハニーハーブティーをもらって来い!
それと、勘違いするなよ、この仕事に報酬何てものは一銭もないからな!わかったか?
見張ってるからな!逃げたらただじゃおかないぞ!』

イサックー普通

『えーと……ライディア宿屋、香草の香りで……ハニーハーブティー。分かりました。』

ナルビク行商人

『フン!わかったらさっさと行け!』

アナベルー猫被り

『お兄ちゃん、一緒に連れて行って!ね?』

イサックー笑顔

  −− 振り返る。 −−
『うん、一緒に行こう。』

アナベルー笑顔

クラッカー
『やった!!パレンシア海岸入口の方から行こうよ〜ね?』

イサックー普通

『パレンシア海岸?でも、急がないと……。』

アナベルー不満

『やだ〜やだ〜アナベルはパレンシア海岸入口に行くの!!』
  −− ナステとヒーラーの間を抜け、町の出口へと走って行く。 −−

イサックー困惑

『あれ?一人で行っちゃだめだ!』
  −− アナベルの後を追いかける。 −−

■イサックとアナベル以外は小セリフ枠。ヒーラーのみ顔つき小枠でした。■

−−暗転−−

変な女の子
  パレンシア海岸入り口訪問
濡れ衣を着せられたのかもな……。でも、可哀想な子供を知らんぷりもできないな。うん、そうだよな!
それはともかく、ハニーハーブティーを持って来いなんて、仕方ないな。
パレンシア海岸入り口の方に向かいながらちびっ子落ち着かせよう。

■イサック&アナベル珍道中始まりの回です。振り回されるイサックと自由なアナベルがほほえましく見えます。
張本人は大変でしょうけどね。(汗)■

→続きの話、パレンシア海岸へ

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