テイルズウィーバーチャプターネタバレ

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イスピン・シャルル

エピソード1 プロローグ 襲撃

アノマラド王国の直轄地、オルランヌ公国 森

暗躍

グレッグ

『ふむ……。』
橋を落とした。これでもう準備はできたってわけか。』
  −−腕を横に振り暗殺者達に命令を下す。−−
『さあ、シャルロット姫に謁見せよ。
できる限り手荒な真似はしないように。なんといっても、このオルランヌ唯一の大公爵位継承者様だからな。
生き残れた場合の話だが。ふふふ……。』

暗殺者

『はっ。では。』
   −−命令を受け、次々と転移魔法で転移していく。−−

グレッグ

『ふむ……。よし、そろそろ行くか。』

■この後、プロローグを見るか見ないかの選択肢部分なのですが……。
怖いおじさん(グレッグ)が電球エモの後に『来るか?』とか聞いてきます。
正直、悪事に加担させられそうな気がするので、お断りしたくなります(汗■

アノマラド王国の直轄地、オルランヌ公国 修練場

Episode1 Apparition発顕
Prologue 襲撃

日常

ガルニエ

……
  −−辺りをきょろきょろと見回す−−
ぐるぐるぐる
『はあ。誰でも使える修練場ってわけではないんだが……今日は人がいないな。ギャラリーひとりいやしない。
俺たちだけか?寂しすぎるぞ、おい。
これじゃやる気が出ないというか……。』

フレネル

『親善大会が近いから、みんな無理はしないつもりなんだろう。
俺たちは見せつけるために修練するわけじゃないから関係ないですよね、姫様?』
……
  −−顔を背けると少し考える−−
『いや、お前の場合は少々違うか……。』

ガルニエ

怒り赤
『……おい、フレネル。なんだそれは。
俺が女の子たちにカッコよく見せるために修行を積んでいるというのか?ん?』

シャルロットーにやり顔

『本当のことでしょう。』

フレネル

『シャルロット姫様がそうだってよ』

ガルニエ

大きい汗
『ええ!?なんですか姫様まで? 本当にそう思っていらっしゃるんですか? がっかりですね〜。
シャルロット姫様の修練のためにマティス家のダンスパーティーの誘いを断って……。』

シャルロットーにやり顔

『ボクのためにふたりが協力してくれているのは知ってる……。
でも、事実は事実でしょう? 違う? ガルニエ。宮廷でももっぱらの噂。』

ガルニエ

があん
『そ、そんなぁ……。
姫様〜私をそんな人間だと思っていたんですか〜。』

フレネル

『あきらめろ、ガルニエ。
シャルロット姫様がそうおっしゃるならそうなんだよ。』

シャルロットー不満

  −−ため息をつくように二人から顔を背け、再び向き直る−−
ひひひひ
『本当にもう。こんなくだらない冗談はおしまい。
それとふたりとも、その姫様はやめてもらえう。
他の人がいる時ならいざしらず、ボクたちだけのときは姫様と呼ばないでって言ったはずだよ。』

ガルニエ

があん
『しかし姫様、俺たちにとって姫様はもう口グセですからね。
呼び方ってものはそう簡単に変えられないものですよ。
シャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ姫様。

脅し

シャルロットー不満

怒り黄
『…………ガルニエ、殴られたいの?』

ガルニエ

  −−目をそらす−−
『いいえ。ご遠慮しておきます』
大きい汗

シャルロットー微笑

  −−石像の方を向く−−
『とにかく ……おふざけはもうやめて。
早く修練を始めましょう。』
  −−2人の方に向き直る−−

ガルニエ

『はい。では簡単なことから復習してみましょう。まずは一番簡単な基本攻撃からにしましょうか。
攻撃対象を良く見据え、距離を測り間合いを取り、袈裟懸けに振り下ろします。このとき目をそらしたり瞑ったりしないでください。
もちろん相手の装甲と姫様の技量によってダメージは変わります。』

フレネル

『もし相手から反撃されたなら……。
危ないと思う前にお手持ちの回復剤を使ってください。
戦場での油断は死につながりますから。』

シャルロットー不満

  −−不満そうに2人に背を向ける−−
『ひどいな。
それは基本中の基本でしょう?
ボクを甘く見すぎてるんじゃない?』

ガルニエ

『いや、別にそういう訳ではありま……』

フレネル

  −−ガルニエの言葉を遮るように−−
『姫様の言うとおりかもしれませんな。』

ガルニエ

  −−憤慨そうにフレネルの方を向く−−
怒りぐるぐる
『な? おい、フレネル……。』

フレネル

  −−試すかのように2人から顔をそらす−−
『俺たちと修練を積んだからには実力をつけているはずです。
ですが、実際にはどれ程のものなのかは、わかりませんね。
そうだ……ひとつ、なにかテストでもやってみましょうか?』

シャルロットー微笑

  −−2人の方に向き直る−−
?
『テスト?』

フレネル

  −−2人もシャルロットの方を向く−−
『あの石像を壊せるかどうか。
この前教えた「連」を見せてください。』

テスト

シャルロットーにやり顔

  −−石像と間合いを取るように移動し向き直る−−
『ふっ、フレネル。ボクをなんだと思っているの? いいよ、見せてあげる! ボクの実力!』

連

粉砕

シャルロットー微笑

  −−見ているだろう2人の方に振り返る−−
『どう? これで満足?』

フレネル

『はい、確かに。
これなら剣術大会は問題ないですよ。』

シャルロットー微笑

『では、これからh本格的な修練をしましょう。』
  −−2人の元まで歩いて戻ってくる−−
『それではガルニエ、今日の修練内容について教えてくれる?』

ガルニエ

『はい。今日は実践で自分より強い相手と出会ったときの対応です
自分よりは強い相手とは戦わないのが最善ですが、それができない場合は……。』

異変

シャルロットー驚き

!!
『?!』

ガルニエ

『……姫様?』

シャルロットー驚き

『これはいったい……。
どうしたのかしら? お母様のペンダントが……!』

ガルニエ

『姫様、どうしました?
そのペンダントは……?』

シャルロットー思案

『……胸騒ぎがする。』

ガルニエ

『はい? いったいなにを……。』

緊迫

  −−怪しい気配を感じたのか、3人は辺りを探るように見回し、怪しい気配のする修練場の左上へと足を向ける。すると、計ったかのように4人の暗殺者が姿を現した−−

奇襲

ガルニエ

『何者だ!? ここはオルランヌ公国の貴族だけに使用が許されている修練場だ!
名を名乗れ!』

暗殺者

A 『ふふ。名乗るほどの者ではありません。』
B 『なに、貴女様に恨みがあるわけではありませんが……これも任務のうちですので。』

ガルニエ

『……ふん。そうか。
修練場に俺たち以外、誰もいなかったのはこういうことだったのか。』

フレネル

『怪しいと思っていたが……。
しかたがない。かかって来い!』

暗殺者

C 『無駄な抵抗はやめてください。どうせ死ぬのです。』
D 『おとなしくしていれば……苦痛も少なくて済みます。』

シャルロットー真剣

『ふん。ボクたちを甘く見ると後悔するぞ。』

−−暗転−−

撃破

  −−襲撃者を倒すも増援がやってくる−−

増援

ガルニエ

『マズイな……。』

フレネル

『……ちょっと厳しいようだ。』

ガルニエ

『ちぃ、どうも駄目みたいだな。
やっぱりダンスパーティーのほうに行くべきだったな。今日はとことんついてない。
フレネル、シャルロット姫様を頼む。

! !
  −−シャルロット、フレネルの2人が衝撃を受ける−−

フレネル

『ガルニエ。お前、まさか……?』

ガルニエ

『姫様を守るのは騎士の義務。
義務とは守る為に存在する。』

フレネル

……
  −−逃げるための退路を確認するかのようにシャルロットの方を向く−−
『分った。』

シャルロットー真剣

  −−2人が視界に映る方向を向く−−
『だめ! ガルニエひとりじゃ、絶対無理だ!
逃げるのならいっしょに……!』

フレネル

『いいえ。
いっしょに逃げたら全滅するだけです。』

シャルロットー真剣

  −−ガルニエの元に駆け寄る−−
『でも!!』

フレネル

  −−シャルロットを説得するように方向を変える−−
『シャルロット姫様、勝算のない戦いを挑むのは愚か者のすることです。
やつらの狙いは私たちではありません。
もうお気付きのはず、やつらの狙いを!』

シャルロットー悲しみ

  −−分っているが納得できない表情でフレネルの方を向く−−
『フレネル……!』

ガルニエ

『フレネルの言うとおりです。
シャルロット姫様、貴女はオルランヌ公国唯一の大公爵位継承者様です。
貴女にこの国の未来がかかっていることをどうかお忘れなく。
美しいプリンセス。』

フレネル

  −−確認した退路を少しだけ進み、シャルロットを促す−−
『時間がありません。
シャルロット姫様、はやく!』

シャルロットー悲しみ

『……分った。ガルニエ。
今日のことは忘れない。』
  −−ほんの少し言葉をかみ締めるように間を空けて叫び、
  ガルニエに続く−−
『必ず…………必ず仇は討つから!』

シャルロットー涙

  −−遠巻きに敵と対峙するガルニエを見る−−
……
(すまない……ガルニエ……)

ガルニエ

  −−逃げる2人を横目で確認しつぶやく−−
『はい、お願いします。私の…………プリンセス。』

立ちはだかる

ガルニエ

  −−剣の切っ先を暗殺者達に向ける−−
『さあ、お前たち、覚悟しろよ。
我が命ある限り、ネズミ一匹通さぬぞ!』

暗殺者

E『障害は排除するのみ。』

ガルニエ

『さあ、行くぞ!!!!』

阻止

−−暗転−−

オルランヌ公国 森

逃走

シャルロットー真剣

  −−息を荒げながら必死に走る−−
『はあ、はあ……。』

  −−崖まできた2人は衝撃を受けて立ち止まった−−
!!

フレネル

『な、なに……!? 橋を落とされた!?
くそっ、ここまで計算済みか!』

  −−別の退路を探そうと元来た道を戻ろうとする−−

暗殺者

F 『そこまでだ。もう諦めろ。』

  −−突然聞こえた声にまたもや2人は立ち止まった−−
!!

包囲

フレネル

……
『……完全にやられたか……。』

シャルロットー真剣

『この逆賊どもが……!』

暗殺者

F 『あんまり恨まないでくれよ。これも仕事でな……。』
  −−4人の暗殺者の内の1人がシャルロットを狙い
  暗器を投げつける−−

かばう

フレネル

  −−フレネルがシャルロットを庇い倒れる−−
『うっ!!!!』

!!
  −−シャルロットが、彼女を庇い倒れるフレネルを見て酷く衝撃を受ける−−

フレネル

『く……うぐぅ……。』

シャルロットー涙

  −−フレネルにかけ寄る−−
『フレネル!!』

暗殺者

F 『ほう……自ら盾になるとは。ただジッとしていれば命は助かったはずですが。
涙ぐましい忠誠心ですね。』

フレネル

『も、申し訳ありません……プリンセス。私がもう少し早く状況を把握していれば……くっ……。』

シャルロットー涙

『何も言わないで。傷が……!』

グレッグ登場

グレッグ

『どうやらここまでのようですね。』

!
  −−シャルロットがグレッグの登場に気が付く−−

フレネル

『ぐ……グレッグ! ……く……。』

シャルロットー真剣

『グレッグ……そうか……!
ならばこれは……!!』

グレッグ

『ははは。
もちろん。お察しの通りでございます。』

シャルロットー真剣

『汚い反逆者どもめ……。
ベルナールお兄さまにとどまらず、ボクの命まで狙うとは。
そんな方法で大公の位を手に入れられると思うのか!?』

グレッグ

『さあ……?それはもうすぐわかるでしょう。姫様がこのままおとなしく消え去ってくださればね。
くく、それとも家に背き我々と手を組みますか?』

シャルロットー真剣

  −−威嚇するように剣を振り下ろす−−
『ボクはオルランヌ唯一の正当なる継承後継者、 シャルロット・ビエトリス・ド・オルランヌ!
ボクを侮辱するつもりか!』

グレッグ

『ふう、ではしかたありませんね。
事がそう簡単に運ぶとは思っていませんでしたが…………そろそろ死んでください。』

シャルロットー真剣

『ふん、反逆者ごときにやられはせぬ! 反逆者の手にかかるくらいなら、自ら命を絶つ!!』
  −−そう言い放つと崖下目がけ飛び降りた−−

グレッグ

!!
『しまった……!!』
  −−慌てて暗殺者達に捜索の命を下す−−
『これは面倒なことになりましたね。
捜索隊を編成しろ。崖の下をくまなく探せ。死体が見つかるまでは安心できん!』

  −−命を受け包囲網を組んでいた暗殺者達が次々と転移していく。−−

−−暗転−−

アマノラド クラド付近の森

目覚め

シャルロットー涙

『あう……。』
  −−目を覚まし半身を起こす−−
『くぅ……ここは……?
……そうだ。ボク、崖から飛び降りたんだ……。
そうしたらお母さまにもらったシュペリアキューブがすごい光を発して……。
……その後はぜんぜん覚えてない……。』

シャルロットー思案

『もしかしてこのペンダントがボクをここまで運んでくれたのかな?』

シャルロットー微笑

?
  −−周りの風景に疑問を持ちながら立ち上がる−−

『でも……ここ、どこ? ……草も木もオルランヌとはぜんぜん違う……』

シャルロットー不満

ひひひひ
  −−少し歩くと立ち止まる−−
『いたた……全身が痛むよ。』

シャルロットー微笑

  −−辺りをきょろきょろと見回す−−
『とにかく、 やつらからは逃げ切れたようね。
まずここがどこなのか調べなくちゃ。
そしてできる限り早く宮廷に戻って……事件の真相を暴かないと。
……事が大きくなる前にね。』

シャルロットー笑顔

  −−道を探すように辺りを見る−−
電球
『まずは町を探さないと……。』

  −−北へ道に沿って歩き出す−−
?
  −−進もうとしたが、立て札があることに気が付き少し戻る−−

立て札

シャルロットー笑顔

『運が良かったよ。こんな所に道しるべなんて。』

  ** 北 : クラド **

シャルロットー真剣

『ふーん……クラド、か……。聞いたことがあるよ。
えっと……アノマラドの南にある炭鉱の町だよね、たしか……。』

シャルロットー衝撃ギャグ顔

!
『えええっ……!?ここ、アノマラドなの?ありえない。
たしかに見慣れない風景だけど、いきなりアノマラドだなんて……どうして……!!』

シャルロットー真剣

……
『なにが起こったのかわからないけど、ここでボーっとしている訳にはいかない。
町に行って計画を立てよう。』

  −−そう言ってシャルロットは1人クラドの町を目指す……。−−

■長かったですが、ここまでがイスピンのプロローグになります。
最後の方イスピン表情7変化(6種類ですが)お姫様にギャグ顔はどうかなぁ……と思うのは自分だけ……?(苦笑)

→次の話、C1 ドタバタペア へ続く

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