Home > ティチエル(Ep2C0 ゼリーキング討伐) 1p・2p・3p・4p・5p
−− トゥートゥーの殻収集後、ナルビクの町に入る。前方からほおひげ団が走ってくる。 −−
ミラ:
『あっ、おまえら。』
−− 手を背に隠し、顔を赤くする。 −−
『ミラ……。』
『ここで会ったが百年目。
またやられたくてノコノコ出てきたのか?』
−− 鞭で威嚇する。 −−
−− 手を背に隠したまま。 −−
『あ、いや、そんなんじゃない……。』
−− さらに顔を赤くする。 −−
『俺達が悪かった。
もうやめるからさ……仲良くしようぜ。』
−− 泣きながら。 −−
『仲良くしようよ……もう殴られるのは嫌だよ。ひーん。』
『い、いきなり、なんだ?
き、気持ち悪い……。』
−− 怒りで顔を赤くする。 −−
『そんな言葉を信じると思うか?』
−− 背に隠していたプラバの花を顔前に出す。 −−
『これは俺達の気持ちだ。
受け取ってくれ……。』
ミラ:
−− 出された花に気がつき身を捩って仰け反る。 −−
『わーい、大きなお花〜。』
『あら……でもちょっと変な形……。』
『こ……これはなんだ?!
ううっ、体がムズムズする!』
『あたしはプラバの花粉アレルギーなんだ!!』
『へ?』
■ フィスカーは違う台詞だったっぽいですが、枠の関係で読めず。 ■
『はあ〜そうだったな!
ミラはこの花にアレルギーがあったな〜!』
『そうだね、アレルギーのせいでムズムズしてるんだね。』
−− 怒りで顔を赤くする。 −−
『何だと、わざとこの花にしたんだな?』
『おまえら、覚悟はできてるだろうな?』
『いや……その花が大きかったから……。』
−− 泣き始める。 −−
『金はないし……一番安くて……。大き……かったから。』
−− 同じように泣き始める。 −−
『お金はないし、一番安かったよう……ぐすん。』
『泣けば済むことか?おまえら、まだお仕置きが足りないようだな!』
−− 鞭を振り回す。 −−
−− 顔を覆う。 −−
『うっうっ、痛くてくすぐったい……。』
−− 両腕を振り上げ仰け反る。 −−
『うわぁぁう〜!』
−− 慌てて逃げ出すほおひげ団。 −−
−− 後を追う。 −−
『待な!!!』
−− 銀行の角で立ち止まる。 −−
−− ミラの後を追いかける。 −−
『あら?
おねえさん、いっしょにいきましょうよぅ〜!』
−− ミラの右下に立ち止まりミラの方を向く。 −−
『はぁ、はぁ……。
こいつら、逃げ足だけは速いんだな……。
また逃がしてしまった。』
−− 怒りで顔を赤くする。 −−
『ああ〜むかつく!
次はコテンパンにしてやる!』
『コテンパン?それっておいしいの?』
−− ティチエルの方を向く。 −−
『トゥートゥーの殻20個を集めた。
アクシピターへ行くぞ!』
『は〜い。』
−− アクシピターへと向かうティチエルとミラ。 −−
□
−−暗転−−
−− アクシピターに入り、アレンの前まで歩いて来るティチエルとミラ。 −−
『ただいまあ〜。』
『お帰りなさい!
シュワルター支部長がお待ちです。
どうぞ、こちらへ。』
『もし今度もこういうバカな仕事なら、あたしのほうから辞めてやる。これ以上は我慢できん!』
□
−−暗転−−
『おお、帰ったか?』
『言われた通りに、町の近くを回ってきた。
これが証拠だ!』
−− トゥートゥーの殻20個を渡す。 −−
『確かに行ってきたようだな。
ティチエル、今度も面白かったかい?』
『はいっ!』
『そうか、面白かったなら、よかったな。
今度はもっと面白いことだぞ。』
『おい、先に言っておくが、またくだらない任務だったら、もう黙ってないからな!』
『王室から命令がくだった。
ゼリーキングを討伐せよと……。』
『支部長!
まさか……?』
『ふん、少なくとも今度は町観光レベルではなさそうだな……。』
『モンスターによる被害が多くなってきたので、王室がモンスター討伐を支援することになったんだ。
少し難しい任務かもしれないが、君達なら問題あるまい。
ひとつ心配なのは シャドウ&アッシュ など他の所も参加するということだ。いらぬ争いに巻き込まれないようにな。』
『ふん、あたしは アクシピター の者じゃない。そんな心配はいらん。』
アレン:
『それはさておき……ゼリーキング討伐の前に、武器や防具の耐久度をチェックしておいたほうがいい。命に関わるからな。
修理の方法はわかるな?
武器商店の店長に修理を依頼するといい。
詳しいことは、アレンが説明する。』
『ゼリーキングは、ゼリッピの母体です。ゼリッピを生み続けます。その力はゼリッピとは比べ物にならないほど強力です。
ゼリーキングは普通のモンスターと違い、魔物の羅針盤がないとみつけられません。ギルドを通せば1000SEEDで買えます。』
−− 羅針盤を手渡す。 −−
『特別に、最初の1個はさしあげます。
もちろん気絶したらなくなりますがね。
それからは買わなければなりません。』
『ほお……なかなか手強いモンスターのようだな。』
−− 憤りから顔を赤くする。 −−
『で、そういう危険な任務を、このお嬢ちゃんといっしょにやれ、と?』
『それは……私としてはなんともぉ……。』
『チッ!』
『場所はクライデン平原4です。
そして、ゼリーキングは特別な証のようなものを持っているらしいのです。それを持ち帰ることが、任務になるわけです。
その証を無事に持ち帰ることのほうが大変かもしれません。シャドウ&アッシュ のようなギルドに騎士道はないですから。』
『うわぁ〜面白そう〜。』
−− ティチエルの方を向く。 −−
『今の、どういう意味かわかってて言ってるのか?』
−− ティチエルがミラの方を向く。 −−
『倒したとしても ゼリーキングの証 を奪われてパーになるかもしれないってんだ。
冗談じゃないぞ。』
『ああ〜、そうなんですかぁ〜。』
『トホホ……。』
『もう、しらん!』
『重要なことを言い忘れました。
ゼリーキングの証は大切なものです。途中に無くさないよう荷物の整理をした方がいいです。
必ず荷物を整理してから行ってください。』
『あたしが何とか、子守をしながらゼリーキングを倒してくるからな。褒美をたっぷり準備しておきな!』
−− 階下へと降りて行く。 −−
−− シュワルター達の方を向く。 −−
『では、いってまいりますぅ〜。』
『いってらっしゃい。』
−− ミラの後を追い階下へと降りて行くティチエル。 −−
『……本当に大丈夫なんでしょうかね?
あのふたり……。』
『心配するな。
私は信じてる。
ああ見えてもティチエルは大魔法師と呼ばれる人の娘だ。ティチエル本人も天才的な才能を持つ魔法使いだ。
あの二人の活躍、期待してもいいぞ。』
『そうなんでしょうかね……。』
□
−−暗転−−
−− アクシピター脇の木箱が置かれた場所で立つほおひげ団。 −−
『フィスカー大将……ひもじいよう……。』
『情けないからやめろ!』
−− パークの背後にロングソードグッドナイトが現れる。 −−
『う、俺も腹が減ってきた……。
ミラは酷い……。なけなしの金で買った花だったのに、あんなに冷たく……。』
『ふふふ……捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったもの。』
−− 声に振り向くパーク。 −−
『うん?』
『それはいったいどういうことだ?』
『何?』
『皆さんの飢えたお腹をいっぱいにする、いいチャンスがあるという意味です!』
フィスカー&パーク:
『へえー?マジかよ?』
『ほんとうに?』
『はは、それがですね、たかがニワトリに、国が大きな賞金を掛けたそうですよ。』
『ニワトリに?』
『まあ、普通のニワトリではないんですがね。
ゼリーキングと呼ばれる、大きなニワトリですが、倒すことができれば大儲けできるらしいんです。』
『うわぁ!で、そのゼリーキングってニワトリはどこにいるわけ?』
『クライデン平原4です。
ゼリーキングを倒すと手に入れられるゼリーキングの証を持っていくと褒美が出ます。
それにもっとうれしいことは、おいしいオマケが付いてくることですね。』
『オマケって?』
『これは本当は秘密ですが、あなた達だけ特別に教えてあげましょう。』
『うんうん!なになに?』
『すごーく知りたい!』
『ゼリーキングは1月の誕生石という宝石を持っているそうですね。
その輝きは、まるでこの私の瞳のごとく美しくて〜ああ〜!
計りしれぬ価値の宝石ですね!』
フィスカー&パーク:
『ありがとう!』
『いやあ、いいことを教えてくれた。
ありがとうな!!!』
『ふふふ……いえいえ、どういたしまして。
では私は急用があるので、この辺で……。』
フィスカー&パーク:
『気を付けてね〜。』
『それじゃあな。』
■ 台詞枠がかぶって判読不能でしたその2。読める部分は あな。 ■
−− 転移でその場を離れるロングソードグッドナイト。 −−
『おい、パーク……。』
−− パークがフィスカーの方を向く。 −−
『聞いたろ?』
『うん!』
『ふふふふ。
ゼリーキングとか何とかを倒せば、もうお腹がいっぱいだぜ!
倒しにいこう!』
『いこう!』
−− アクシピターからティチエルとミラが出て来る。2人を見るほおひげ団。 −−
フィスカー&パーク:
『じゃあ、他のヤツらに先を越される前に、クライデン平原4 へ行ってみようぜ。』
『はーい!!!』
−− 走ってその場を離れる2人。 −−
−− パークの方を向く。 −−
(おい、パーク……。
見たか?)
(うん……。)
(ふう、ばれないように気を付けようぜ。)
(うん……。)
□
−−暗転−−
■ゼリーキング、前イベントすら始まりませんでした……。
な、長いよ?
あと、思いの外幕間台詞の収集が全然でした。意識して収集していなかった頃ですねぇ……。
再収集ができなかったのは口惜しい事ですね。ぐぬぬ……。■
→続きの話、ゼリーキング討伐へ
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