Home > ミラ(Ep1C1 ゼリーキング討伐) 1p・2p・3p・4p
−− 武器商店に入ってくるミラとティチエル。入り口付近、一段上がる商店主のいる方へと向かう階段前で立ち止まる。 −−
−− 辺りを見回す。 −−
『わぁ〜。
ここがナルビクの武器商店ですね〜!』
『おいおい……。
あまりはしゃぐなよ、恥ずかしい……。』
『えへへ。』
『疾風のラルフ はナルビク随一の武器商店だ。武器の購入や修理ができる。
店長のラルフはなかなかの目利きだ。
品ぞろえはまあまあかな。
また、ラルフコレクションという珍しい武器を収集してるらしいが、それはなかなか売ってくれないという噂だ。』
『そうなんですかぁ。』
−− ラルフのいるカウンター前まで歩いて行く。 −−
『いらっしゃい。
何をお探しで?』
『こんにちは、ラルフおじいさ〜ん。』
『お……お、おじいさん!?』
−− 半歩体を移動させ、顔をそらす。 −−
『くくくくっ。
お、おじいさんか、はははっ。』
ラルフ:
『別に必要なものはないんですぅ。
けど、遊びにきましたの〜。えへへ。
ホントすごいところですね、ここは。』
−− 1歩前に進む。 −−
『そうだわ!ラルフおじいさ〜ん。かわいい猫さん、見ませんでした?わたしたち、猫捜しの依頼を受けてるんですぅ。』
『猫なんか見たことないね。』
『そうなんですか……。』
『私の依頼も受けてくれるかね?』
『なんですか?』
−− ティチエルの方を向く。 −−
『ややこしいことが増えるのはごめんだ!』
『もちろん謝礼は出す。
あんた達の腕がいいなら、簡単さ。』
『謝礼……?
何の仕事ですか、おじいさん?』
『う、また……。』
ミラ:
ラルフ:
『剣の研磨ワックスが切れたんだ。
輝いてない剣なんか、売れやしない。
材料はゼリークリームだ。
モンスターのゼリッピから取れる。
ゼリークリーム30個を持ってきてくれ。』
『ふむ……まあ、その程度なら。』
『少しだけ待っててね。』
『ありがたい。
では、頼む。』
『お礼を忘れずにね〜。
ラルフお・じ・い・さ・ん。では。』
『では、またぁ〜。』
−− 商店を出るミラとティチエル。 −−
□
−−暗転−−
『おお、私が頼んだゼリークリームを持ってきてくれたのか。ありがとう。』
−− 2人からゼリークリーム30個を受け取る。 −−
『さあ、これが報酬だ。』
−− 報酬を手渡す。 −−
『お客さんがロシュのよろず屋の近くで猫を見たと言ってたよ。
ロシュに会えば何かつかめるかもな。
ナルビク唯一の雑貨店だからすぐにみつかるはずだ。』
□
−−暗転−−
−− ティチエルが先に入り、部屋中央辺りで辺りを見回す。 −−
ティチエル:
−− 左奥の装置の前へと走り寄るティチエル。 −−
−− 後から入ってくる。ティチエルの少し後方に立つ。 −−
『ここがロシュのよろず屋。
ナルビクで有名な雑貨店だ。
いろんなものを売っている。』
−− ティチエルが振り返る。 −−
『ここはロシュポーションとドゥーギーポーションが特に有名だ。
同じ製品でいつも効果が違うんだ。』
『面白いですね〜。』
『おおお、いらっしゃい。
うちの店にようこそ!
ここにないものはないよ〜。』
−− ロシュのそばへ走り寄る。 −−
『こんにちは〜。』
−− ミラもロシュのそばへ歩いて来る。 −−
『わぁ、おっきなカメさん。
何歳ですかぁ?』
『ふぉふぉっ。このカメこそ、うちの店自慢のマスコット、ドーギーさ。
驚くなよ〜。今年で400歳なんだぜ!』
『おっさん、ホラをふくのはやめなよ。
あれのどこが400歳なんだ?』
『ふう。信じないなら、それでもいいさ。
ところでお嬢ちゃん、何のようかな?』
『わたし、ティチエルといいま〜す。
今日はおねえさんと町の見物ですぅ♪』
『おお、そうか。
お嬢ちゃんの名前はティチエルかね。』
『白と茶の猫さんを見ませんでしたか?
マグノリアワイン で毎日牛乳を飲んでた猫さんなんですが……。
わたしたち、その猫を捜してるんです。』
『お嬢ちゃん達が?
いやあ、これは驚いたね。』
『どういう意味だ?』
『いや、別に悪気はない。
ふむ、それはともかく。猫、猫か……。』
『ああ!見た!見たよ、猫を!!!
茶の白のシマ模様の、かわいいやつだ。
とあるお嬢さんが猫を連れてたね。
初めてみる顔だったから旅行者だろ。
それに……ふふ。
たいした美人だったな。』
『あ、そうなんですか?』
『しかし、それ以上は……ふーむ。
ついこの間のことだからな。
捜せるはずだよ。ま、この町の中だろ。』
『わぁ〜うれしい〜!
もうすぐ猫さんに会えるかも〜!』
『ふむ。』
『それはともかく……お嬢ちゃん達。
俺の頼みも聞いてくれるかね?』
−− ティチエルがロシュの方を向く。 −−
『うん?』
『そう難しいことじゃないよ。
うちのドゥーギーはキノコが大好きでね。よく食べるんだよ。
ちょうどキノコを切らしてね……。
キノコを持ってきてくれないかな?』
『ドゥーギーのおやつですか?
は〜い、持ってきま〜す!』
『何を言ってるんだ。』
−− ティチエルとロシュの間に移動する。ティチエルの方を向き、腰に手を当て、顔を赤くして怒る。 −−
『キノコはこの辺にはない。
手にいれるために遠くまで行くのか?
めんどくさい。』
『ペナイン森にいるパピィルームからキノコは取れるぞ。
それにワープポイントを利用すれば簡単に往復できる。ワープポイントを結界石に記録してきたらどうだい?』
『ワープポイントですかぁ?』
『ワープポイントを結界石に記録しておくことは旅の者にとっては常識だよ。
そうすれば、旅が楽になるからね。』
『ああ〜そうなんですか〜。』
−− 元の場所に戻る。 −−
『まあ、そういうことなら。
行ってきてやってもいいか。』
−− ロシュの方を振り返る。 −−
『報酬は出るよな。』
『それは当然。
じゃあ、待ってるぞ。
キノコ20個、ちゃんと頼んだぜ。』
『じゃあ、いってきます〜。』
−− 店を後にするミラとティチエル。 −−
−− 店の中央付近で振り返る。 −−
『報酬、忘れるなよ。』
ロシュ:
□
−−暗転−−
『ドゥーギーのおやつは持ってきたのか?
キノコだよ、キノコ。』
『ほう、お嬢ちゃん達、顔だけじゃなく実力もなかなかだな。
これは約束の報酬だ、とっておけ。』
−− ドゥーギー5号PとSEEDを手渡す。 −−
『ドゥーギー5号P?』
『ふっ、うちの店でしか買えない特殊なポーションだ。
とにかく使ってみろ。結構効くぞ。』
『そういえば魔法商店のメリッサが猫を見たとか言ってたような……。
広場の近くの紫色の魔法のホウキに行ってみたらどうだ?もしかしたら何か情報が手に入るかもしれんぞ。』
『ありがとう。またな。』
□
−−暗転−−
−− 商店に入ってくるティチエル。奥の作業台のそばに寄る。後からミラが入ってくる。 −−
ティチエル:
−− 商店中央ティチエルのそばで立ち止まる。 −−
『ここがナルビクの魔法商店。
紫色の魔法のホウキだ。』
−− 商店奥へと2歩進む。 −−
『わあぁ、ここが魔法商店なんですねぇ。』
『いらっしゃいませ。
紫色の魔法のホウキ へようこそ。
店主のメリッサです。』
−− ティチエルとミラが振り向き、店主のそばへと走り寄る。 −−
『どういった御用ですか?』
『こんにちは、わたしはティチエルです。』
『おねえさんとナルビク見物してま〜す。』
『あら、そうなんですか。』
『はい。おねえさんは、わたしといっしょに町を見物するのが最初の任務なんです。』
−− 腰に手を当て怒る。 −−
『いちいち言わなくてもいいだろう!』
−− ミラの方を向く。 −−
ティチエル:
『さあ、いろいろ見てくださいね。
ナルビクは大きな町ですから、見物するところはいっぱいありますよ。』
−− メリッサの方を向く。 −−
『あ、そうだ!』
『メリッサさん!
かわいい猫さんを見ませんでした?』
『猫?』
『茶と白のシマ模様の猫さんなんです。
ある女の人がその猫を連れてたという話を聞いたのですぅ……。』
『猫……猫ねぇ……。』
『ああ!
ついさっき、銀行の近くで女の人と猫を見ましたよ。猫が外見もそんな感じだったような気がします。』
『銀行 の近くですか?』
『わあ〜い。ありがとうございますぅ!!』
『では、これで。』
『はい。さようなら。
猫、見つかるといいですね。』
『さようなら〜!』
−− 店を後にするティチエルとミラ。 −−
□
−−暗転−−
■ 名前間違ってました。 色が抜け、ホウキがひらがなでした。 ■
−− 入り口付近に立っているティチエルとミラ。 −−
『ここが アノマラド王立銀行 だ。』
−− 銀行員のそばまで歩いて行く。 −−
『いらっしゃいませ。何の御用ですか?』
『こんにちは。
ここでなにをやってるんですかぁ?』
『わが アノマラド王立銀行 では、お客様のお荷物を、安全に保管します。保管ボックスを利用すると安全です。』
『ああ〜そうなんですね。』
『あ!ちょっと聞いてもいいですか?』
『かわいい猫さんを見ませんでしたかぁ?
茶と白のシマ模様なんですぅ。』
『熱心だな。』
『猫捜しの依頼を受けてるんです。』
『猫ですか?』
−− ティチエルとミラがレナの方を向く。 −−
『う〜む……。』
『さあ……ここはお客さんの出入りが多いので、よくわかりませんね。』
『私も……。』
『見ました。
女の人が猫を連れてました。』
『いつ?それはいつですか?』
『ついさっきのことですよ。
まだこの辺にいるかもしれませんね。』
『わぁ!ありがとうございま〜す!!!』
『では、さようなら〜。』
−− 入り口付近、日のあたる場所まで歩いて来るティチエルとミラ。 −−
『今、猫捜しをするつもりか?』
『はい!だって、まだこの辺にいるかもしれないじゃないですか。』
『最後に海の中へという、ナルビクの宿屋に行くつもりだったが……。』
『まあ、途中でみつかればそれでよし、ダメなら最後の目的地に行ってこの任務(これ任務か?)終わらせるまでだ。』
『は〜い。必ずみつかります〜。
だって、そんな気がするんだもん。』
『勝手に言ってろ。』
□
−−暗転−−
《 町を巡り店を巡り虎猫を捜す2人。散策の終わりに交差する運命。 次回 任務の完了。 》
■久しぶりの修正点。ミラさん顔でティチエルの喋り方……。ああ、違和感違和感……。■
→続きの話、宿屋 海の中へ へ
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