Home > ボリス(Ep1C1 期待と不安) 1p・2p・3p
−− アクシピターへと入ってくるボリスとルシアンン。アレンの前で立ち止まる。 −−
『アレン、戻ったよ!』
−− 振り返る。 −−
『おかえりなさい。任務成功ですか?』
『当然だよ。僕とボリスが失敗するわけないじゃん。』
『ほら、これ見てよ。』
−− アレンに近寄り、貴婦人の宝石を手渡し戻る。 −−
『確かに、貴婦人の宝石ですね。』
『それだけじゃないんだよ。ライディアの任務も終わらせたんだ。』
−− ボリスの方を向く。 −−
『だよね、ボリス?』
−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン……少し落ち着いたらどうだ。』
『あはは、お疲れ様でした。』
−− ボリスとルシアンがアレンの方に向き直る。 −−
『シュワルター支部長がお待ちです。執務室へどうぞ。』
『もしかしてモンスター討伐令の話?』
『シュワルター支部長から、直接お聞きください。』
□
−−暗転−−
『たくさんの仕事を任せたので少し心配していたが、なんとか成功させたようだな。』
『これくらい僕たちにかかれば楽勝です。』
『それから、これはアロナ様からお預かりした手紙です。』
−− シュワルターの傍に寄り、手紙を手渡し、元の場所まで戻る。 −−
『そうか、ご苦労だったな。
ここにキミ達を呼んだのは王室からゼリーキング退治の命令が下ったためだ。』
『ゼリーキング? 大きな被害が出ているのですか?』
『うむ、被害は現在も拡大中だ。そのため王室がモンスター討伐を支援してくださることになったのだ。』
−− 左手側を向く。 −−
『さまざまな団体が今回の任務を受けたらしいが、ワシはアクシピターの隊員達が任務を達成すると信じている。
しかし気を付けて欲しいことがある。今回の討伐に、あのシャドウ&アッシュも参加するようなのだ。』
−− 2人の方に振り返る。 −−
『キミ達がギルドの名誉を損ねるようなマネはしないと信じている。
しかしシャドウ&アッシュが何をしてくるかは分からん。やつらが何をしてきても、事を荒立てるようなことはしないで欲しいのだ。』
『…………。』
『では、任務の詳細をアレンから聞いておくように。』
『はいっ!』
『了解しました。』
−− 執務室を後にする2人 −−
□
−−暗転−−
−− 2階執務室から1階アレンの元まで移動する2人。 −−
『アレン〜!シュワルター支部長に話を聞いてきたよ。』
『ゼリーキングについて詳しく教えてよ。僕たちも退治しにいくから!』
『ゼリーキングは、ゼリッピを生み続ける母体です。その力はゼリッピとは比べ物にならないほど強力だそうですよ。』
『うわー、マジ?マジ?
なんか初めて任務らしい任務を任された気がする……。
ワクワクしてきたぞ!』
『…………。』
『ゼリーキングは普通のモンスターと異なり、この魔物の羅針盤でなければ見つけられません。
比較的高価なものですが、ギルドを通せば 1000SEEDで購入可能です。』
−− ルシアンが、アレンから羅針盤を受け取る。 −−
『特別に最初の1個は無料でお渡しします。気絶したら無くなるので2個目からは購入してください。』
『うわ、気絶するほど強いやつってことだね?』
『ドキドキしてきた!』
−− ルシアンが振り向く。 −−
『喜んでばかりもいられないぞ。
国から討伐令が下るほどのモンスターなら、かなり手強いはずだ。』
『気を付けなければ。』
−− 右手側を向き、うな垂れる。 −−
『でも……。』
−− ボリスの方に振り返る。 −−
『僕たちは充分強いし……問題ないよ!』
『えへへ。』
ボリス:
『ゼリーキングはクライデン平原4の辺りにいます。』
−− ボリス、ルシアンの順にアレンの方を向く。 −−
『注意点があります。ゼリーキングは特別な証を持っています。
それを持って帰ることが、今回の任務になります。
もしかするとゼリーキングを倒すより、その証を無事に持って帰ることのほうが大変かも知れません。
シャドウ&アッシュのような他のギルドも参加しますから……。彼らはどんな手段を使ってくるか分かりません。』
『ふむ……ゼリーキングを倒して終わり、ではないということですね。』
−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン、気を付ける必要があるぞ。』
−− ボリスの方を向く。 −−
『あははは。』
−− 右手側を向き、右手を腰に当て首を左右に振り否定する。 −−
『そんなに心配することないって。』
−− 向き直る。 −−
『なぜなら!』
『僕は剣士なんだから!』
−− 両手を腰に当て、上を仰ぎ見大きな口で笑う。 −−
『……やれやれ。』
■表情が合ってない気がしますが、そのままで。■
−− ボリスの方を向く。 −−
『心配したって意味無いじゃん?まずはゼリーキングをやっつけて、それから考えても充分だよ!』
『…………。』
『幸運を祈ります。』
−− ルシアンとボリスがアレンの方を向く。 −−
『あ、また、言い忘れたのですが、ゼリーキングの証はとても大切なもののため、なくさないように荷物を軽くしてください。
必ず荷物を整理してから行ってください。』
『うん、分かった。
アレン、行ってくるね。
僕たちの活躍を待ってて!』
『では、御免。』
−− アクシピターを後にする2人。 −−
□
−−暗転−−
−− アクシピター建物前で立ち止まる2人。 −−
『お前達もゼリーキング討伐に参加するのか?』
−− 声のした方(港側)を向く2人。画面が3人組へとスライドする。
2人のそばまで歩いて来る。その彼についてモズリ、ノウェルも歩いて来る。 −−
−− 大げさに左手のひらを水平に上に向け、顔を左手側に背ける。 −−
『今回の任務も、我らの活躍で幕を閉じることになるのに無駄なことを……。』
『誰も聞いてないみたいだけど、誰に話してるの?』
『パシリみたいな、沢山のお使いは全部終わらせたのかい?』
『パシリがモンスター討伐だってさ。できもしないことを……。』
『なに?もういっぺん言ってみろ!』
−− 3人組に詰め寄ろうとする。 −−
『放っておけ。無視して行くぞ。』
−− 2人に背を向ける。 −−
『かわいそうに。初めての仕事らしい仕事なのに、我らに先を越されてしまうんだからな。』
−− 右手側を向き、顔を伏せる。 −−
『…………。』
−− モズリの方を向く。 −−
『ククククッ。そうだな。』
−− 顔を上げ、ボリスの方を向く。 −−
『ボリス……分かった。』
−− ノウェルの方を向く。 −−
『人数が足りないチームになってからは初めてだったよな。ハハハハ。』
−− 3人の方を向く。 −−
『好きなだけ言っててよ。僕たちは行くから。』
−− その場を立ち去る2人。 −−
『だから家柄のぱっとしないお前達が、いくら努力したってダメなんだよ!』
−− 振り返る。 −−
『なに!?』
−− 声に気づかされ前を向くモズリとノウェル。 −−
−− 辺りを見回す。 −−
『あいつら、我らを無視しやがったのか!?』
ノウェル:
□
−−暗転−−
−− アクシピターから少し離れた露天通りで立ち止まる2人。 −−
『どうしてあんなヤツらに好き放題言わせとくんだよ!?
ガツンと言ってやってもいいじゃんか。』
−− 振り返る。 −−
『そんなことをしても、何の特にもならないぞ。』
『相手にする価値のないヤツらは放っておけ。
無視すれば済むことをかえって面倒にする必要はない。』
『うーん、そんなもんかな……。』
□
−−暗転−−
−− ゼリーキングの出現する場所へとやって来た2人。 −−
『うわ〜。ここがゼリーキングのねぐらかぁ!』
−− 一巡り辺りを見回す。 −−
−− フィールドを画面左側へと駆け向けて行く2人。が、急に
立ち止まる。 −−
ルシアン&ボリス:
−− 画面がスライドしクライブ達が映る。 −−
『おや、平民組か。』
−− 馬鹿にするように向きを変えポーズを決める。 −−
『お前達みたいな平民どもは、体だけが財産だろう。せいぜいケガしないように気を付けるんだな。』
『プププ……。』
−− 剣を抜き構える。 −−
『こいつら……。』
ボリス:
『なんだ?お前達を心配してやってるんだぞ?』
−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン、あちらへ行こう。』
−− うつむく。 −−
『だけど……。』
−− クライブ達を見る。 −−
『忠告は心して聞いたほうがいいぞ。そうしなければお前達はずっと、我らの活躍をただ見届けるだけだ……。』
−− クライブのセリフの途中で喋りだす。 −−
『ふっ、僕たちには重大な任務があるから、お前たちなんか無視だ、無視〜。』
『行こう。』
『……うん。』
『まぁ、お前達が何をやっても我らが主役であることに変わりはないがな。』
−− 左下側へと走って行く。 −−
−− 走って行った方向を見る。 −−
『おわっ!また無視しやがった!』
−− 3人組から離れた場所、ボリス達がいた場所から左上の位置に、マキシミンとイスピンが現れる。 −−
ノウェル&モズリ:
『クライブ……。』
−− マキシミンがクライブ達を見る。 −−
クライブ:
−− イスピンがマキシミンを見る。 −−
『うるさいっ!』
□
−−暗転−−
■ ここからイベントマップです。 ■
『……!
他のマップに行ける通路がなくなった。どうやら一時的な結界が張られたようだ。
幸い入って来た道はまだ開かれているけど……このままじゃ前には進めないな。
あのゼリッピと関係があるようだな……。ゼリッピをすべて倒せば結界が解除されるかも……。』
−− フィールドのゼリッピを全滅する。 −−
『やっぱり予想通りだ。
ゼリッピがいなくなったら結界が解けた。
いきなり結界が張られたり、どうも怪しい。
よし、それじゃゼリーキングを倒しにいこう!』
□
−−暗転−−
−− フィールドを歩く2人。 −−
−− 立ち止まる2人。 −−
−− 辺りを見回す。 −−
『ゼリーキングはどこにいるんだろう?』
『そうだな……この辺りにいるはずだが……。』
−− 画面左下側から、2人組の男が慌てて右上へと走り去る。 −−
『うわあああっ!』
『助けてっ』
ルシアン:
−− 2人の後をポイズンゼリッピが数匹追いかけている。 −−
『なんだ!?弱虫な人たちだなぁ。』
『さすがに大げさ過ぎるな……。』
−− 聞こえてきた音に振り返る2人。 −−
『出てきたか。』
ボリス&ルシアン:
−− 剣を構える2人。 −−
『よっしゃ!いよいよ戦闘だっ!』
『ルシアン、気を付けろ。
今までの敵とは強さの桁が違う。』
『へへっ、心配無用だよっ!』
−− 跳ねるゼリーキング。2人も技の型を構える。 −−
『行くぞ!』
□
−−暗転−−
■共通の一番良いタイミングで切っちゃいました。
当然のごとく容量の関係です。
しかし、バカ3人組は便宜上でも酷いなぁと思いました(笑
あと、イベントマップでの、クライブ達との会話からほぼ小さい会話ウインドウでした。
大小の基準でもあるんでしょうかね?■
→続きの話、対ゼリーキングへ
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