Home > ボリス(Ep1C1 期待と不安) 1p・2p・3p
『……死ね。』
■……ボリスさん怖いです。■
−− ゼリーキングに大剣を振るうボリス。細剣で止めを刺すルシアン。 −−
『勝った!』
** ゼリーキングの証 **
−− 視点が移動、右側にある木の影から先ほどの2人組みが出てくる。 −−
(あいつら、そろそろ疲れ切ってるころだな)
(戦闘が終わって、安心しているところを襲って、ゼリーキングの証を奪うんだね)
(すごいよ!フィスカー大将、天才!)
(ふふ、これくらいいつものことだろう。さあ、高みの見物と行こうぜ)
(高みの見物〜)
−− 再び視点が移動。ボリス達に戻る。 −−
−− 剣を収め、ボリスの方を向く。 −−
『いやっほぅ!最高!!!』
−− 同じように剣を収めルシアンの方を向く。 −−
『無事に終わってよかった。』
『や・っ・ぱ・り。』
『ん?』
−− 高らかに笑いだす。 −−
『僕達は最高だよ!にゃはははは〜♪』
『ルシアン……。』
『勝って兜の緒を締めよ、という言葉を知っているか?』
『うーん……ボリス、それ違う、全然違うよ〜。
たまにはボリスも、自分自身を誉めてあげるべきだよっ!』
『ボリスは自分に厳しすぎる気がする。それじゃあ、つまんないよ……。
ま、そういうとこも嫌いじゃないけど。』
『……むぅ。』
ルシアン:
『では、そろそろ行くとするか。』
−− フィールドの出口、下方向へと向かう2人。再び視点がほおひげ団へと映る。 −−
『ふふふ、これからがオレ達の出番さ。
少なくともひとりは相当な、お気楽バカだな。』
『楽な仕事になりそうだね!』
□
−−暗転−−
−− 出口へと向かっている2人の前にほおひげ団が立ち塞がる。 −−
ボリス&ルシアン:
■以下小さい台詞枠です。■
『おい、おまえら!』
『え!?誰だったっけ?』
『オレ達は泣く子も黙る、あの有名なほおひげ団だ!』
『ほおひげ団だ!』
■台詞がかぶっていた2人です。フィスカーの方は予測が入ってます。■
『えーっ!初めて聞く名前だよ?』
『なぬっ!
と、とりあえずそのゼリーキングの証をよこせ!それはオレ達が没収する!!!』
『没収する!!!』
ボリス&ルシアン:
『これは僕達がゼリーキングを倒して手に入れたものなんだけど?』
『……もしかしてキミ達、盗賊さんなのかな?』
−− お互いの中間付近まで歩いて来る。 −−
『似たようなものだよ、坊ちゃん。オレ達は海賊さ。だからおとなしくブツをよこしな。』
『……。』
−− ルシアンとフィスカーとの間に割り込み、スマッシュクラッシャーを放つ。 −−
『ぎえぇーーっ!』
『い、痛いよ!』
−− 一目散に南方へと逃げ出すフィスカーとパーク。 −−
『ふむ……。』
『さすがボリス〜。』
『あの人達、相当おバカな感じだよね。』
『そろそろアクシピターに帰るぞ。』
『うん。』
−− 右下。光り輝く物が見える。 −−
『あれ?なんだろ?』
−− 振り返るボリス、歩いて近付き拾うルシアン。 −−
ルシアン:
** 1月の誕生石 **
『うわぁ〜、きれいだなぁ。』
『貴重な物のようだな。』
−− 腰に手を当て笑う。 −−
『わーい、僕達強さだけじゃなくてラッキー度も最高みたいだねっ!』
『……。』
『天然が無敵だというのは本当なのかもな……。』
□
−−暗転−−
−− 隠れていた木陰に戻ってきていたほおひげ団。 −−
『はぁ、はぁ、大変な目にあった。』
『こ、怖かったよう……えぐえぐ。』
『泣くなっ!この泣き虫がっ!』
−− パークに背を向ける。 −−
『…………。』
−− パークの方を向く。 −−
『あれ?オレ達がゼリーキングの巣から盗み出した1月の誕生石が無いぞ!?
まさか……さっき……。
落としたのか!?』
『ど、どうしよう……ぐすっ。
オレ達バカみたい……。』
『きっと、あのふたりだ。あいつらが持っているに違いない!
覚えてろ!あの黄色いヤツと黒いヤツ!
絶対許さないぞ!』
『許さないぞ!』
□
−−暗転−−
『アレン!僕達、やったよーーっ!』
『ゼリーキングを退治してきたんだ!あはははは!』
『お疲れ様です!シュワルター支部長がお待ちです。』
□
−−暗転−−
『本当にご苦労だった。我らがアクシピターの名誉を守ってくれたキミ達は真の騎士である!』
−− 1歩前に出る。 −−
『これは今回の討伐に成功した者にのみ与えられる妖精の涙と賞金20000SEEDだ。』
** 妖精の涙とSEED **
『おめでとうございます。』
『わお!これはスゴいや!』
『感謝します。』
□
−−暗転−−
『アレン、僕達のポイントはどのくらいたまったのかな?』
『2組よりは高いよね、ね?』
『今回の活躍で多くのポイントを得ましたから、2組を追い抜いています。』
『やったーーーっ!』
−− 左奥からクライブ達が歩いて来る。 −−
『おーい、今回はスランプだったのかな?』
クライブ&モズリ&ノウェル:
『ふん。たまたまうまく行ったからって、いい気になるなよ。』
『へへっ!平民なんかがこんなに活躍しちゃってていいのかなー?』
『ほざけ!お前の無駄な幸運も今回で尽きただろう。』
『…………。』
『何だ、お前は?気味が悪いな……陰気な平民め!』
『……鬱陶しい。』
クライブ:
『なにぃ!誰に向かってそんな口をきいている!』
『卑しい平民ふぜいがっ!』
『やめろ、こいつらが今の行動に後悔する日は必ず来る。生意気なやつらめ、今日は運がよかったと思え!
行くぞ!』
−− 出口へと向かうクライブ、後を追うモズリとノウェル。 −−
−− ボリスの方を向く。 −−
『べぇーーっだ!あいつらこそ口ばっかりじゃないか。』
『でも……ちょっとすっきりしたね。』
『ボリスもあんまり、ため込まないほうが気分いいだろ?』
『それにお兄さんのことも何か分かりそうなんだよね?気楽に行こうよ!』
『……そうだな。』
−− 右手側を向く。 −−
(黒衣の剣士のことを考えると胸騒ぎがする……
なぜだ……なぜ……)
ChapterClear!
■ボリス&ルシアンペアCP1終了ですー!
前半記述していた際にもう少し先があったように記憶していたので、履歴ページに矛盾があります。CP2と混同していた模様です。
それにしても幕間の感想が短いですね。(笑)■
→ルシアンサイドへ 別ページ開く
このサイトに掲載されている全ての画像及び文章の無断転載・複写・配布はご遠慮ください。
一部画像、及びスクリーンショットの著作権はネクソン社にあります。
Copyright(c)ryokusui all rights reserved.
Copyright c 2009 NEXON Corporation and NEXON Co., Ltd. All Rights Reserved.
このサイトの表示調査ブラウザは Internet Explorer と Mozilla Firefox と Google Chrome です。
他のブラウザー及びバージョンでは正しく表示されない場合があります。ご了承ください。