−− アクシピターへと入ってくるボリスとルシアンン。アレンの前で立ち止まる。 −−

『アレン、戻ったよ!』


−− 振り返る。 −−
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『おかえりなさい。任務成功ですか?』

『当然だよ。僕とボリスが失敗するわけないじゃん。』

『ほら、これ見てよ。』
−− アレンに近寄り、貴婦人の宝石を手渡し戻る。 −−

『確かに、貴婦人の宝石ですね。』

『それだけじゃないんだよ。ライディアの任務も終わらせたんだ。』
−− ボリスの方を向く。 −−
『だよね、ボリス?』

−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン……少し落ち着いたらどうだ。』

『あはは、お疲れ様でした。』
−− ボリスとルシアンがアレンの方に向き直る。 −−

『シュワルター支部長がお待ちです。執務室へどうぞ。』

『もしかしてモンスター討伐令の話?』

『シュワルター支部長から、直接お聞きください。』
□
−−暗転−−


『たくさんの仕事を任せたので少し心配していたが、なんとか成功させたようだな。』

『これくらい僕たちにかかれば楽勝です。』

『それから、これはアロナ様からお預かりした手紙です。』
−− シュワルターの傍に寄り、手紙を手渡し、元の場所まで戻る。 −−

『そうか、ご苦労だったな。
ここにキミ達を呼んだのは王室からゼリーキング退治の命令が下ったためだ。』

『ゼリーキング? 大きな被害が出ているのですか?』
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『うむ、被害は現在も拡大中だ。そのため王室がモンスター討伐を支援してくださることになったのだ。』
−− 左手側を向く。 −−
『さまざまな団体が今回の任務を受けたらしいが、ワシはアクシピターの隊員達が任務を達成すると信じている。
しかし気を付けて欲しいことがある。今回の討伐に、あのシャドウ&アッシュも参加するようなのだ。』
−− 2人の方に振り返る。 −−
『キミ達がギルドの名誉を損ねるようなマネはしないと信じている。
しかしシャドウ&アッシュが何をしてくるかは分からん。やつらが何をしてきても、事を荒立てるようなことはしないで欲しいのだ。』

『…………。』

『では、任務の詳細をアレンから聞いておくように。』

『はいっ!』

『了解しました。』
−− 執務室を後にする2人 −−
□
−−暗転−−
−− 2階執務室から1階アレンの元まで移動する2人。 −−

『アレン〜!シュワルター支部長に話を聞いてきたよ。』

『ゼリーキングについて詳しく教えてよ。僕たちも退治しにいくから!』

『ゼリーキングは、ゼリッピを生み続ける母体です。その力はゼリッピとは比べ物にならないほど強力だそうですよ。』

『うわー、マジ?マジ?
なんか初めて任務らしい任務を任された気がする……。
ワクワクしてきたぞ!』

『…………。』

『ゼリーキングは普通のモンスターと異なり、この魔物の羅針盤でなければ見つけられません。
比較的高価なものですが、ギルドを通せば 1000SEEDで購入可能です。』
−− ルシアンが、アレンから羅針盤を受け取る。 −−

『特別に最初の1個は無料でお渡しします。気絶したら無くなるので2個目からは購入してください。』

『うわ、気絶するほど強いやつってことだね?』

『ドキドキしてきた!』
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−− ルシアンが振り向く。 −−
『喜んでばかりもいられないぞ。
国から討伐令が下るほどのモンスターなら、かなり手強いはずだ。』

『気を付けなければ。』

−− 右手側を向き、うな垂れる。 −−
『でも……。』

−− ボリスの方に振り返る。 −−
『僕たちは充分強いし……問題ないよ!』
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『えへへ。』
ボリス:![]()

『ゼリーキングはクライデン平原4の辺りにいます。』
−− ボリス、ルシアンの順にアレンの方を向く。 −−

『注意点があります。ゼリーキングは特別な証を持っています。
それを持って帰ることが、今回の任務になります。
もしかするとゼリーキングを倒すより、その証を無事に持って帰ることのほうが大変かも知れません。
シャドウ&アッシュのような他のギルドも参加しますから……。彼らはどんな手段を使ってくるか分かりません。』

『ふむ……ゼリーキングを倒して終わり、ではないということですね。』
−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン、気を付ける必要があるぞ。』

−− ボリスの方を向く。 −−
『あははは。』

−− 右手側を向き、右手を腰に当て首を左右に振り否定する。 −−
『そんなに心配することないって。』

−− 向き直る。 −−
『なぜなら!』

『僕は剣士なんだから!』
−− 両手を腰に当て、上を仰ぎ見大きな口で笑う。 −−
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![]()
『……やれやれ。』
■表情が合ってない気がしますが、そのままで。■

−− ボリスの方を向く。 −−
『心配したって意味無いじゃん?まずはゼリーキングをやっつけて、それから考えても充分だよ!』

『…………。』
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『幸運を祈ります。』
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−− ルシアンとボリスがアレンの方を向く。 −−
『あ、また、言い忘れたのですが、ゼリーキングの証はとても大切なもののため、なくさないように荷物を軽くしてください。
必ず荷物を整理してから行ってください。』

『うん、分かった。
アレン、行ってくるね。
僕たちの活躍を待ってて!』

『では、御免。』
−− アクシピターを後にする2人。 −−
□
−−暗転−−

−− アクシピター建物前で立ち止まる2人。 −−

『お前達もゼリーキング討伐に参加するのか?』
−− 声のした方(港側)を向く2人。画面が3人組へとスライドする。
2人のそばまで歩いて来る。その彼についてモズリ、ノウェルも歩いて来る。 −−

−− 大げさに左手のひらを水平に上に向け、顔を左手側に背ける。 −−
『今回の任務も、我らの活躍で幕を閉じることになるのに無駄なことを……。』

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『誰も聞いてないみたいだけど、誰に話してるの?』


『パシリみたいな、沢山のお使いは全部終わらせたのかい?』

『パシリがモンスター討伐だってさ。できもしないことを……。』

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『なに?もういっぺん言ってみろ!』
−− 3人組に詰め寄ろうとする。 −−

『放っておけ。無視して行くぞ。』

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−− 2人に背を向ける。 −−
『かわいそうに。初めての仕事らしい仕事なのに、我らに先を越されてしまうんだからな。』

−− 右手側を向き、顔を伏せる。 −−
『…………。』

−− モズリの方を向く。 −−
『ククククッ。そうだな。』

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−− 顔を上げ、ボリスの方を向く。 −−
『ボリス……分かった。』

−− ノウェルの方を向く。 −−
『人数が足りないチームになってからは初めてだったよな。ハハハハ。』

−− 3人の方を向く。 −−
『好きなだけ言っててよ。僕たちは行くから。』
−− その場を立ち去る2人。 −−

『だから家柄のぱっとしないお前達が、いくら努力したってダメなんだよ!』
−− 振り返る。 −−
『なに!?』
−− 声に気づかされ前を向くモズリとノウェル。 −−

−− 辺りを見回す。 −−
『あいつら、我らを無視しやがったのか!?』
![]()
ノウェル:![]()
□
−−暗転−−
−− アクシピターから少し離れた露天通りで立ち止まる2人。 −−


『どうしてあんなヤツらに好き放題言わせとくんだよ!?
ガツンと言ってやってもいいじゃんか。』

−− 振り返る。 −−
『そんなことをしても、何の特にもならないぞ。』

『相手にする価値のないヤツらは放っておけ。
無視すれば済むことをかえって面倒にする必要はない。』

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『うーん、そんなもんかな……。』
□
−−暗転−−
−− ゼリーキングの出現する場所へとやって来た2人。 −−


『うわ〜。ここがゼリーキングのねぐらかぁ!』
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−− 一巡り辺りを見回す。 −−
−− フィールドを画面左側へと駆け向けて行く2人。が、急に
立ち止まる。 −−
ルシアン&ボリス:![]()
−− 画面がスライドしクライブ達が映る。 −−

『おや、平民組か。』
−− 馬鹿にするように向きを変えポーズを決める。 −−
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『お前達みたいな平民どもは、体だけが財産だろう。せいぜいケガしないように気を付けるんだな。』

『プププ……。』

−− 剣を抜き構える。 −−
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『こいつら……。』
ボリス:![]()

『なんだ?お前達を心配してやってるんだぞ?』

−− ルシアンの方を向く。 −−
『ルシアン、あちらへ行こう。』

−− うつむく。 −−
『だけど……。』
−− クライブ達を見る。 −−

『忠告は心して聞いたほうがいいぞ。そうしなければお前達はずっと、我らの活躍をただ見届けるだけだ……。』

−− クライブのセリフの途中で喋りだす。 −−
『ふっ、僕たちには重大な任務があるから、お前たちなんか無視だ、無視〜。』
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『行こう。』

『……うん。』
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『まぁ、お前達が何をやっても我らが主役であることに変わりはないがな。』
−− 左下側へと走って行く。 −−

![]()
−− 走って行った方向を見る。 −−
『おわっ!また無視しやがった!』
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−− 3人組から離れた場所、ボリス達がいた場所から左上の位置に、マキシミンとイスピンが現れる。 −−
ノウェル&モズリ:![]()



『クライブ……。』
−− マキシミンがクライブ達を見る。 −−
クライブ:![]()
−− イスピンがマキシミンを見る。 −−

『うるさいっ!』
□
−−暗転−−
■ ここからイベントマップです。 ■

『……!
他のマップに行ける通路がなくなった。どうやら一時的な結界が張られたようだ。
幸い入って来た道はまだ開かれているけど……このままじゃ前には進めないな。
あのゼリッピと関係があるようだな……。ゼリッピをすべて倒せば結界が解除されるかも……。』
−− フィールドのゼリッピを全滅する。 −−

『やっぱり予想通りだ。
ゼリッピがいなくなったら結界が解けた。
いきなり結界が張られたり、どうも怪しい。
よし、それじゃゼリーキングを倒しにいこう!』
□
−−暗転−−
−− フィールドを歩く2人。 −−
−− 立ち止まる2人。 −−

−− 辺りを見回す。 −−
![]()
『ゼリーキングはどこにいるんだろう?』

『そうだな……この辺りにいるはずだが……。』
−− 画面左下側から、2人組の男が慌てて右上へと走り去る。 −−

『うわあああっ!』

『助けてっ』
ルシアン:![]()
−− 2人の後をポイズンゼリッピが数匹追いかけている。 −−

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『なんだ!?弱虫な人たちだなぁ。』

『さすがに大げさ過ぎるな……。』
−− 聞こえてきた音に振り返る2人。 −−

『出てきたか。』

ボリス&ルシアン:![]()
−− 剣を構える2人。 −−

『よっしゃ!いよいよ戦闘だっ!』

『ルシアン、気を付けろ。
今までの敵とは強さの桁が違う。』

『へへっ、心配無用だよっ!』
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−− 跳ねるゼリーキング。2人もスキルを発動させる。 −−

『行くぞ!』
□
−−暗転−−
■ほぼ……というか、全部がボリスと同じです。
違うのは幕間セリフくらいでしょうか?■
→続きの話、対ゼリーキングへ
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