Home > ミラ(Ep1p 青いガレー船を捜して)

■左にあと1人いましたが、サイズの関係でカット!■

−− 船室側から舳先へと向かうミラ。甲板上にいる3人の丁度真ん中で立ち止まる。 −−
『ナルビク……。
ナルビクへ行く!』
ジケルとマリクとサテラ:![]()

『ええっ!?』

『ううむ……。
困るぜ、それは。』
−− ミラがジケルの方を向く −−
『ううむ……。』

『お前も聞いただろ?
ジュールの仇の青いガレー船が、ナルビクに向かったそうじゃないか!』

『それなのに行かないってのか?』

『青いガレー船がそこに行ったかどうかすら、確かな情報ではないでしょう?
問題を起こしたら罰金ばかり取られるのがオチですぜ。』

『ジュールの仇を取るんだ!!
ナルビクでもどこでも必要ならば行く!
船をナルビクに向かって飛ばせ!』
−− そう言うとさらに舳先へと歩いて行く。 −−

『女王様のご命令なら、やむを得ないな。』
□
−−暗転−−


『着いたぞ。』

『いらぬ争いに巻き込まれるかもしれん。
情報だけ手に入れてすぐに立つぜ。』

−− ジケルの方に振り返る。 −−
『そうだな。
あたしは今から情報を集めに行く。
ついてくるかこないかは、自分で決めろ。』
−− そう言うと、助走をつけ船の縁から港へと飛び降りた。 −−
□
−−暗転−−

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『そうだな、ちょっとわがままなところは困りものだが、基本的にはいい船長だしな。
そう長くはかからんだろう。
それに、もしかしたら本当に青いガレー船の手掛かりがつかめるかもしれない。』
■ジケルのため息と台詞の間に、見る見ないの選択肢があります。■
−−白転−−
Episode1 Apparition発顕
Prologue 青いガレー船を捜して


『まったく!何なんだよ!
ミラを追ってきたせいで、船は拘留され罰金まで取られるハメになっちまった!』

『ぐすん……。僕たちどうなるの……?』

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『うう……。くやしいっ!!
しかたがない。
稼ぎ口を捜そうぜ。まずは金が必要だ。』

『お金が必要だよ……ぐすん。』
−− 足早に街中へと駆けていく2人、と入れ替わるようにミラが歩いてくる。 −−

『ナルビクか……今回は問題が起こらなければいいが……。ナルビクはゲンが悪いんだよな。』

『…………この前のようなことでは困る。』
−− 船員達のいる港へと戻ってくる。 −−
■この前のようなことって何でしょうね?チャプター進めたら分るんでしょうか……?■


『まあ、ついでだ。補給でもしておけ。』

『ミラ女王様の仰せなら、しかたがない。
分かった。』

『青いガレー船か……。』
−− 船から下船したばかりと思われる旅行者が感嘆を声にしながらミラ達のいる方に歩いてくる。 −−

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『ああ〜本当にいい天気ですね〜。
わが心のように澄んだ空に流れてゆく白い雲〜(うっとり♪)』
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−− 空を仰ぐように腕を上げ、ミラ達に尋ねてくる。 −−
『そうではありませんか、皆さん?
皆さんはどこから来たんですか?私のような旅の者にも見えますが……。』

『知る必要はない。』

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『あれ?海賊さんですか?』
ミラ:![]()

『まあまあ……お気を付けあそばせ〜。今はとっても、とっても、気を付けるべき時期なんです。
アノマラドの海賊に対する警戒が強化され、ひょっとすると大変な目にあうかもしれませんから。』
ジケルとマリクとサテラ:![]()
−− ミラが謎の旅行者の方に振り返る。 −−

『何事も慎重が一番です。
「備えあれば憂いなし」とも言うでしょう。』

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『注意しよう。
情報ありがとう。』
−− 旅行者の行く手に回り込む位置に移動し問いかける。 −−
『旅の者なら知っているかな?青いガレー船のことを。』

『さあ……初耳ですが。』

『そうか……。』

『まあ、ベテランの旅行者として助言しますと、やはり酒場での聞き込みがいいのでは?
どうですか?私のこの考えは?胸が躍るくらいいい考えでしょう?』

(なんだ……こいつ、頭がおかしいのかな?)

『ええ、では私はこれで失礼しましょう。
ご心配なさらずに。幸運の女神があなたとごいっしょしますから〜。
もうすぐ……。』
−− そう言って立ち去って行く。 −−

(困ったことになるかもしれないな……
それでもしかたがない)
−− 再び3人の中央へと戻ってくる。 −−

『おまえらはまず、船を修理して補給をしておけ。』

『あたしはひとりで青いガレー船の情報を集めてくる。
大勢で行ってもしかたがないだろ?』

『ふむ……分った。
情報だけ手に入れて、早く帰ってこい。』
■ロングソードの【幸運の女神】=ティチエルのこと指してますよね?きっと。
直後の(困ったことになりそうだな)は、ミラお姉さんの勘は違う意味であたってると思います(苦笑)■
□
−−暗転−−


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−− 立ち止まる。 −−
『さっきの変なヤツが言っていた通り、まずは酒場にでも行ってみるかな。
情報が集まるのはやはり酒場だしな。』

『酔っ払いのブルーホエールに行くか。』
−− 再び歩き出す −−
□
−−暗転−−
−− 酒場へと入って来るミラ。 −−

ミラ:![]()
−− 少し立ち止まると、カウンター裏に立つ店主を見つけ歩き出す。 −−

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『ビルドラクの親父、久しぶりだな!
まだくたばっちゃいなかったか。』

『おお!これはこれは……。
ミラじゃないか!?
ははっ、懐かしい。
また一段とキレイになったな。』

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『ふふ、親父、相変わらずだね。』

『お世辞じゃないぞ。
それはともかく、どうしたんだ?
遠くナルビクまで女王様がお出ましになって……。』

『ひとつ聞きたいことがあるんだ。』

『何かね?』

『青いガレー船って、聞いたことある?』

『さあな……全然聞いたことないな。』

『そっか……。』

『客から情報を集めてみよう。
あとでまた来な。
青いガレー船の情報が入るかもしれん。』

『ありがとう。』

『じゃあ、あとでまた寄るよ。』
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『またな。』
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−− ミラが酒場を後にする。 −−
□
−−暗転−−


『青いガレー船はどこに行ったんだ……?』

『くそ、今度も無駄足だったか……。』
−− 船に帰ろうとその場から離れる。 −−
ミラ:![]()


『おまえ、俺たちをマジでバカにしてるようだな。お仕置きしてやる!』

『かえるさん、ホントにいい子なのに……。』

『えいっ!爆弾でもくらえ!』

フィスカー:![]()

−− 座り込む。 −−
『こっちにおいで〜かえるさ〜ん。』
−− かえるがティチエルの元に戻ってくる。 −−
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−− 爆弾とティチエルの傍に近づく。 −−
『あれ?何で爆発しないんだ?
変だな……。』

−− パークも傍に近寄る。 −−
『変だな……。』

『その爆弾、こっちによこしてみろ。』

『よこしてみろ。』


(む、またあいつらか。情けない、またガキ相手にカツアゲか)

『は〜い。』
−− フィスカーに爆弾を手渡す。 −−

(あいつらに関わるとロクな事がない。今のうちに消えるか……)

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『なんだ、これ!
不良品だったのか?』

『不良品だったのか?』
−− ミラがフィスカーとパークの背後を通り過ぎようとする。 −−

■ティチエルの画像使いまわしてます。ミラサイドでは直撃シーンはミラにカメラワークが寄って拡大されてます。■
ミラ:![]()

−− 振り返り叫ぶ。 −−
『うぎゃあああ!!!』
−− パークの声にフィスカーが振り返る。 −−
フィスカーとパーク:![]()

−− 腰に手を当て、顔を真っ赤にする。 −−
『おい!覚悟はできているな?』

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『す、すまん!
わざとじゃないんだ……。』

『わざとじゃないんだ……。』


『この期に及んで、まだ言うか!』

『バカは死ななきゃ直らないようだな!』
−− 2人を鞭で叩きのめす。 −−

−− 頭を庇うように顔を覆う。 −−
『うえぇーん。た、助けて……。
イタタ……。』
−− 腕をおろす。 −−
『ひどいぞ、ミラ……。
これ以上すると黙ってはいないからな。』

『黙ってはないからな。ぐすん。』

『ほう、そうか?
ますます面白くなってきたな!』

『このおねえさんをいじめないで!』

『何だおまえ……?』

『邪魔をしたら、おまえもタダじゃおかないぞ!』

『は〜い!』
ミラ:![]()
□
−−暗転−−


−− 目を袖で擦る。 −−
『ミラ……酷いじゃないか。
ここまですることないのに……。』

−− 同じく目を袖でこする −−
『ごめんなさい……。
二度としません……。うえ〜ん。』

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『わたしが治してあげま〜す。』
−− ティチエルが呪文を詠唱すると、フィスカーとパークの体がほのかに輝き、途端に体中の傷が癒える。 −−
フィスカーとパーク:![]()

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−− 顔を真っ赤にし怒りをあらわにする。 −−
『な、何するんだ!
う……魔法使いに関わるとロクなことが……。』
−− 隙を見て、フィスカーとパークが逃げ出す。 −−

『おい、待て!
次は許さないから覚えておけ!』
−− 慌てて後を追うが、2人に怒鳴り後を追うのを止める。 −−

−− ティチエルの傍まで戻ってくる。 −−
『さて……お嬢ちゃん、大丈夫か?』

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『え?は〜い。』

『世間知らずのお嬢ちゃんだな。ヤツらになめられてるんだよ。
だからこんな目にあうんだ!これからは気を付けろ。』

『は?なめられる?』

『じゃあ、あのぉ、助けてくれたんですか、今のは?』

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『な、何だそれは。
どういう状況かすら、わかってなかったのか?』

『あいつらは……「ほおひげ団」といってな、バカでマヌケなヤツらだ。
見ているだけで腹が立つ!』

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『ボーっとしたお嬢ちゃんをカモにしようとしたんだろ。
だまして金目のものを奪うつもりだったんだ。』

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『うわぁ〜助けてくれたんですね。ほんとうにありがとうございますぅ〜。
お礼がしたいですぅ。』

『いいって。
別にたいしたことじゃない。』

『でもでもお礼したいのに……。』

『いらないって言ってんだろ。』

−− ミラの真横に移動する。 −−
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『じゃあ、じゃあ、わたしといっしょに町見物でもしましょうよぉ。
わたしこの町に着いたばっかりで……、おねえさんと一緒なら安心だし、ホント面白くなりそう!』

『あたしは忙しい。他に用事があってな。』

『じゃあな。
また引っかかるなよ。』
−− そう言うと、リカス&ムートの船方面へと立ち去る。 −−

『頼りになりそうな、おねえさんだったのに……ひとりになっちゃったな……。』
★ ティチエルに何があったの? ★
→気になるのでティチエルサイドを見る。 ティチエルサイドへ
→このままミラを追いかける。 このまま下へ
□
−−暗転−−
−− クエストショップ リカス&ムート前にてぼやく。 −−

『まったく……つまらんことに巻き込まれたな。時間の無駄だ。』


−− 体を奇妙によじる。 −−
『うう、何だかさむけがする……。』
−− 寒気を振り払い普通の姿勢に戻る。 −−
『どうにも後味が悪いな。
不吉な予感がする……。』

『ええい、もうしらん。
クエストショップに行って、情報を集めよう。』
−− クエストショップ入り口へと足を向ける。 −−
□
−−暗転−−
■ここまでがミラのプロローグ部分です。
ミラお姉さんの勘は逸材ですね。ティチエルに関する予感が……(汗)
ティチエルとの共通部分はセリフこそ同じですが、表情が違うので印象が変わってくるかも?
ちょっとづつ変更が加わっているのか、改めて見に行ってみると暗転効果が変わってました。……暗転とセリフの同時表示はやめて欲しいなぁとぼやいてみる……。■
★ ティチエルサイドと比べてみる or 続きを見る ★
→ティチエルサイドへ 別ページ開く
→次の話、C1 ゼリーキング討伐 へ続く
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