Home > シベリン(Ep1C1 ゼリーキング討伐) 1p・2p・3p・4p
−− 酒場へと入ってくるシベリンとナヤトレイ。常連客のほかにカウンターに青い髪をした船乗り風の男性が座っている。 −−


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『ほう、君達は初めて見る顔だね。
冒険者かい?』

『いや。まあ……冒険者ってわけじゃないけど、あっちこっちを放浪するってのは似てるか。』

『冒険者でもないのに放浪するって?』

−− 横を向く。 −−
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『男なら安全な生きかたより、危険でもかっこいい人生を送るべきでしょう?もちろん美しい女性とのたくさんの出会いもはずせないね。はっはっは!』
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『くはははっ!そうか?
面白い若者だな、気に入った。
どこか複雑な事情もありそうだがな……。
まあ、構わん。そういうヤツらはここにもいっぱいいるしな。
とにかく、ナルビクをめいいっぱい満喫していくといい。』
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『こっちのお嬢さんは、君の仲間かね?
かなり若く見えるが、仲間なら見かけによらず腕が立つのかね?』

『……。』

『ははは。これはまた無口なじょうちゃんだな。』

−− 左手側にある円テーブルのそばに寄る。 −−
『よけいなおじゃべりに意味はないわ。』

『それはそうだがね。
まったくスキのないじょうちゃんだ。』

−− 少し右、青髪の男の後方から外れた場所に移動する。 −−
『……そういえば、おじさん、ひとつ聞きたいことがあるんだ……。』

『なにかね?』

『実は人捜しをしているんだ。
黒衣の剣士って……。』
−− 丸テーブルの傍にいたナヤトレイのペンダントが光る。 −−
ナヤトレイ:![]()
−− ナヤトレイが振り返る。 −−
ナヤトレイ:![]()
−− ナヤトレイが酒場の出口へと向かい、出て行く。 −−

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『うん?』
★ ナヤトレイが気になる? ★
→ナヤを追いかける。 ナヤトレイサイドへ
→このままシベリンを追いかける。 このまま下へ
□


『で、さっきはなんて言ってたっけか?
黒衣の剣士とか言ったかな……?』

『ああ、このあたりで見たという情報でここまで来たんだけど、まだそれ以上の情報はさっぱりでね。
ここはいろんな人間が出入りするっていうし、もしかしたらと思って……ね。』

『さて……う〜〜む……そういう人間の話は……覚えがないね……。』

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『…………そうですか。』

『あまり失望するなよ。
こうして捜していればそのうち、なにか糸口が見えてくるんじゃないかね?』

『ん……そうですよね……。』

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『はは。なんか、少し飲みたくなったな。
おじさん。酒、酒出してよ。』

『へい、ちょい待ちな。』
−− シベリンの前に酒が置かれる。 −−

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『まぁぁったく……。
ここにもお酒!』

『へいへい、さ、ほらよ。』
−− ジケルの前に酒が置かれる。 −−

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『ホントに滅茶苦茶になっちまった……
俺達紅い射手はこれからどうなるのかな……。』

(黒衣の剣士……いつまで……掴めそうで掴めないのか……。
まるで失われたオレの記憶のように……。)

『また何かやっかいごとかね?』

『いえ、もうこれ以上問題が起きる余地もありませんって。
最悪ですよ……。』

『ミラはよくやってるようだが……?』

『はい。今は仕方なく子供のお守り役ですが、まあよくやってるようですよ。
でも……船長ほどの人が……あんな……。』
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『まったく、なんで俺達 紅い射手 がこんな目に会わなきゃなんないんですかね……。』

(毎日、何度も、オレはいったいなにをやってるのか考えてしまう……。
オレは、なにを捜してるのかもわからないまま……ただ迷ってるのか……オレのこの全ての努力は、無駄なことではないのか……。)

『で、その子守りはいつまでやらねばならんのかね?』

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『さあ……最初のうちは、ほんの少しでいいと思ったんですけど。
今度は ゼリーキング討伐令 って仕事まで任されたようですよ?
賞金が多いから色々助かるとは思いますけどね……。』

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『賞金が多いって?』

『ああ、まだ聞いてないんですか?
国から モンスター討伐令 が下りて……。
ゼリーキング ってモンスターを倒したものには、褒美をくれるそうですよ。
もう、それぞれのギルドから、結構な人数が参加してるらしいんですが。』

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『ほほう、そりゃいい。』

『ふむ。オレもそこに参加してみるかな。
フトコロも寒いことだし……。』

『まあ、いいんじゃないでしょうか。
しかし腕利きが大勢参加してるそうですから、油断はしないほうがいいと思いますよ。』

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『まあ、そうだろうね……ふふ。』
□
−−暗転−−
−− 席を立ち、宝箱のような置物のそばまで歩く。 −−
シベリン:![]()
−− 円テーブルのそばまで歩くとナヤトレイが帰ってくるのが見える。 −−

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−− そばに立つナヤトレイの方を向く。 −−
『ああ、来たな。』

『いい話と悪い話がある。』

『悪い話は?』

−− 右手側を向く。 −−
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『 黒衣の剣士 に関する情報は得られなかった。』

『…………。』

『いい話は?』

−− ナヤトレイの方を向く。 −−
『いい儲け話だ。
ゼリーキング というモンスターを倒すと褒美が出るそうだ。
シャドウ&アッシュに一度行ってみるか。
フトコロもさびしいところだから、ちょうどよかったな。』

『うん。』

−− 振り返り、カウンターに1歩近付く。 −−
『おじさん、ご馳走様〜。』

『ああ、帰るかね?
では達者でな。』

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『こういっちゃなんだけど、賞金は無理かもしれませんよ。
うちの女王様も参加してますから……。』

『女王様?』

『ふふ。うちの船長っすね。
まあ、そっちも頑張ってください。』

『ああ。ありがとう。
では、失礼〜。』

『さよなら。』
シベリン&ビルドラク:![]()
ジケル:![]()
−− ブルーホエールを出るシベリンとナヤトレイ。 −−
★ 女王様? ★
→気になるので女王様を追いかける。 ミラサイド(CP1冒頭)へ
→このままシベリンを追いかける。 このまま下へ
□
−−暗転−−
−− シャドウ&アッシュに入り、カウンターへと向かうシベリンとナヤトレイ −−

■使い回しです。もう少しだけ近い場所にいました。■

『よっ!ベクレール!
いい儲け話があるって?』

−− 顔を上げる。 −−
『ああ、ようこそ。
それもありますが、先ほどからルベリエ支部長が待っておいでです。』
−− 顔をふせる。 −−

『そうか?ふーん……。』
□
−−暗転−−


『来たな。
君達の探していた、いい儲け話だ。
王室から モンスター討伐令 が下りてるということはもう知ってるな?
結構な賞金らしい。やはり、国からの仕事だからな。
そこでちょうど、君達のことを思い出してね。実入りのいい仕事を探してたんだろう?』

『そうでしたね。』
−− 数歩、階段近くまで近寄る。 −−
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『ふっ。ここまで私達の事を考えてくださるとは、光栄ですね。』

−− 横を向く。 −−
『ふ。君達の運がいいだけさ、気にするな。』
−− 向き直る。 −−
『それから、捜していた人物は見つかったかな?』

−− 左手側に1歩進み、そのまま横を向く。 −−
『…………いえ、まだ。』

『そうか。
君が相当焦ってるように見えたからね。』
シベリン:![]()

−− 左手側を向く。 −−
『しかし残念ながら、私のところにもまだなんの情報も入ってきていない。』

−− ルベリエに向き直る。 −−
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『へえ〜、ルベリエさん、変わりましたね。』

−− 向き直る。 −−
『うん?』

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『こんなにオレのことを気にかけてくださるとはねぇ。
やはり人間、長生きはするものですなぁ〜!』

『ふん、やめろ、つまらない冗談は。』
−− 左手側を向く。 −−
『では、そろそろ帰るがいい。
私の話はこれで終わりだ。
帰り際に、ベクレールにモンスター討伐令に関する説明を受けておくように。』

『はい、ではこれで。』

『さよなら。』
−− ベクレールの元へと向かう、シベリンとナヤトレイ。 −−

−− 2人の行った方を見る。 −−
『黒衣の剣士は……まだ見つけてないということだな……。』
□
−−暗転−−
−− ベクレールの元へ向かう途中で立ち止まる。 −−

『あのおっさん、なにかオレに隠してることでもあるのかな?』

『似合わぬ親切は疑うべし、だわ。』

−− 左手側を向く。 −−
『ふ、いつかはわかることだろ。』
−− 向き直る。 −−
『ああ。ベクレールに話を聞いておかないとな。』

『うん。』
−− ベクレールの元へ向かう。 −−
□
−−暗転−−


『おーい、ベクレール。
モンスター討伐令について、ちょいと教えてくれ。』

−− 顔を上げる。 −−
『ああ、モンスター討伐令ですか?』

『オレ達もそいつに参加するぜ。』

『そうですか。
ゼリーキングというモンスターを倒すのが、今度の仕事の目的ですね。』

−− 右手側を向く。 −−
『ゼリーキング?
なんていうか、ふざけた名前だな、はっ。』

『ゼリーキングは、ゼリッピを生み出すやっかいなモンスターです。しかしその力はゼリッピとは比べものにならない強さです。
賞金に目がくらんで、自分の実力も知らずに参加すると死ぬかもしれませんね。』

『それはどこにいるの?』
−− ベクレールの方を向くシベリン。 −−

『ゼリーキングは普通のモンスターと違って、この魔物の羅針盤でないと見つけられません。
最初の1個はギルドからの提供ですね。
しかし気絶してしまうと羅針盤は無くなり、それからはお金を払ってもらわないと手に入れることはできません。』

−− 数歩、ベクレールに背を向けたまま立ち止まる。 −−
『え?
半端なことをするとお金の無駄になるかもしれないってことだな?』

−− シベリンを見る。 −−
『殺してしまえば関係ないわ。』

『この魔物の羅針盤を持って、クライデン平原4に行ってみてください。』
−− シベリンに羅針盤を手渡す。 −−
『この任務はゼリーキングの証を持って来ることが最終的な目的になります。ゼリーキングは紋章が刻まれてる、特別なアイテムを持っているようです。おそらくゼリーキングを倒せば手に入れられるはずです。
もしかしたら、倒すことよりその証を無事に持ってくるほうがもっと大変かもしれませんね。
みんな狙っているはずでしょうから。』

『手に入れることより、守るほうが大変というわけだな。』

−− 1歩前に進む。 −−
『まあ、取られるヤツがマヌケだけどね。』
−− 振り返る。 −−

『それに、もうひとつお話しておきたいことが。いろいろなところがこの仕事に関わっていますので、無用な争いは避けて欲しいということです。
もちろん、シベリン様とレイ様ならそんな心配は無用と思いますが。』

−− 1歩後退する。 −−
『こっちこそ、無用な争いに巻き込まれるのはごめんだわ。』

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『重要なことを言い忘れました。
ゼリーキングの証は大切なものです。途中に無くさないよう荷物を整理した方がいいです。
必ず荷物を整理してから行ってください。
では、幸運を祈りましょう……。』
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−− シャドウ&アッシュを後にするシベリンとナヤトレイ。 −−
□
−−暗転−−
■ゼリーキング戦前イベントが入りませんでした。
次回で終われるかどうか微妙な量でしょうか……。
他のキャラクターの話が出ると繋がっているなーとか思いますね。■
★ ナヤトレイサイドと比べてみる or 続きを見る ★
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